少し前の話なのですが、
僕らのいる珠海に、
一人の大学生がやってきました。
お金、持ってない。
特にスキルない。
でも、来ちゃうみたい。
さて、どんな輩が来るのか。
教育係のお兄さんとしては楽しみな所です。
その名も隼人。
名前は格好いいじゃないですか。
Facebookでご挨拶。
イラストレーターの体験版をダウンロードしておいてねと、
まずは、優しく簡単な宿題をオーダー。
多少ドキドキしながら、
8歳年下の青年を迎える。
うん、楽しみだ。
どんな信頼関係を築こうか。
どんな話をしてやろうか。
おいおい、
気張りすぎるなって、
アドバイスなんてしすぎるなよ。
やっかいがられちゃうぞ♪
そんな事まで考える始末。
さて、この物語。
どんな結末を迎えるのか。
この時には、そんな事考える余裕もなかったのですが。。。
その輩。
まずは、写真で紹介します。
ふかわ はやと 22歳
2週間後には、僕の目の前でこんな顔をするほどに、
ここから、続く彼の言動に、
僕は拳を握る事5回ほど。
今日は、僕が拳を握りしめるほどに、
感情が荒立った出来事を紹介しながら、
彼の人となりをお伝えしたいと思います。
一つ、夢がピュアすぎてむかつく。
隼人が珠海に到着して2日目。
教育係のお兄さんとしての威厳を保つため、
自慢のロケーションのカフェに連れて行き、
こんな台詞を飛ばしてやりましたよ。
「隼人はさ、将来どういうことがしたいの?」
うーん、いいじゃないですかー。
海外に来て、年上のお兄さんに、
仕事を押し付けられるわけでもなく、
将来の事を聞いてもらえるなんて、
豊かさリッチな感じじゃないっすか〜♪
彼は、あれですね。
恥ずかしそうに、悩ましそうに、
まっすぐにこんな事を言いましたね。
- 世界中で好きなビジネスがしてみたいです。
- お金持ちになって六本木ヒルズに住んでみたいです。
- それで、お金じゃないって気がついて、
- 自分の才能を活かす仕事がしたいです。
分からないでもない。
そうなんだよね。
そういう事、
20歳ちょっとの時って考えるよね。
ってか、知ってる!
夢を深めるワークで、
オレも書いた事ある!
そして、恥ずかしながら、
一回目の拳を握らせていただきました。
ケっ、俺は30になっても、
何がしたいかわからないっつーの!
その後、無難にコーチングまがいの対話をしながら、
大量の作業を振ってやりました(爆)
本当にお恥ずかしい話、
素直にココロの中を暴露すれば、
私はそんな感じでした。
それにしても、
この顔は、拳をにぎれる。
二つ、遠慮ない撮影ポジションは心から拳を握れた。
僕の心の中で、色々ありながらも、
ネットショップのASPや、
イラストレーターを覚えながら、
作業に取り組む隼人を楽しませてやろうと、
一緒にマカオに繰り出しました。
グランドリスボアに行きたい!と言っていた彼。
金色のグランドリスボアの前では、
やはり、楽しそうでした。
うんうん、よかった。うん、よかった。
ここまでは、よかった。
問題はこの後、、、
観光にありがちな、
外人さんと写真の取り合いになり、
最後に一緒に記念撮影!
高井ちゃん的にもテンションが上がる一コマ。
よーし、うつるぞー!
ブログにものっけちゃうんだからーっ!
そんなテンションで撮った一枚がこちら。
だからー!
前に出過ぎ!
遠慮とかないわけっ!
僕、30歳で、あなた、22歳、
引き算すると、答えは8!
しかも、
僕、先生みたいに色々教えてて、
一応、立場が少し上な感じもだせてるじゃん。
そうでしょ!?
ってか、
そのサングラス、どうにかならないかね。
まぁ、似合ってるけど、
それに比べて、
俺、ちょっと薄くなってきちゃってるし。
そこがまた、拳を握れる。
三つ、たまに飛び出す名言に、拳を握った。
この人。
22歳なりに、
色んな事を言ってくれます。
例えば、2人で作業をしている時に、
僕が冗談ばかり言っていたら、
相当、迷惑だったようで、こんな名言を頂きました。
ビジネスはスピードですからね。遊びじゃないんですよ、こっちは。
あっ、むかつくー。
あっ、これ、拳にぎれる。
ある時は、一生懸命に作業方法を話していたら、
たまに、ブッ! ブぅ♪ と音がするんです。
その時は、椅子が動いちゃっている音かなって思ったんですが、
後日、
「ってか、おまえ、ちょいちょい、屁してねーか。」
と、思いきって聞いてみた所・・・
なっなんと、この名言が!
オレ、ココロを開いた人の前でしか音は出さないんです。
だから、ココロ開いてるってことですよ。
こっ、拳を握る気力も湧かないよ。
というか、そこか!?
音かっ!? その前に屁だろう!?
ココロを開くって、
屁で示すことか?
まぁ、ココロを許している友達の前では、
屁の音だしたりするかもしれないなと、、、
あながち、間違ってない感じがするのも、あいまって、
拳を握れそうになりながらも、
なんだか、もう、残念になっちゃって、、、
他にも続きます。
移動距離と勘の良さは比例するんですよ。
これは、後日談で、
高城剛さんのパクリと判明(涙)
うーん、まぁ、モデリングしたのね!
でも、高城さん曰くってやろうよ。
果てには、
ミャンマーに行こうかどうか迷っている僕に対して、
自分の目で見るから分かるんですよ。
と、一言。
思いましたね。
「おまえ、首しめっぞ!」
かなり、むかついたので、
一瞬で行く事にしましたが。。
最終的には、
僕が隼人の名言をメモっているを見つけた時に、
あっ、俺の名言いいっすか。
やだ。
なんか、メモ担当みたいじゃん。それじゃ。
それだけはやだ。
それに、なんだい?
君はなんだい?
君は僕が「メモをとること!」
と、いつも、言ってるのに、中々、メモろうとしないよね。
それね、実は結構ショックなのよ。
オレの言っている事。
あんまり、大した事無いのかもって、
ちょっと、心配になっちゃったりするのよ。
そして、オレはメモして成長してきただけに、
メモをする癖を持っていて、、、
あーーーー!!!
言うな!
言うな!
お前、みたいな奴の、名言なんて、
メモしたくなっ
全力で楽しむために、全力で計画する。
(にんまり)
しっ死んでくれ。
分かったよ。
アジア旅行の計画するよ。
飛行機、全部予約するよ。
もう、面倒臭がったりしないよ。
もはや、大物の貫禄です。
四つ、想いを込めて貸したったのに・・・拳を涙で濡らしたよ。
隼人の一ヶ月間の寝床です。
この足下の、、、
あっ、オレが貸した、
文章書く時に参考にしてといった。
ミスターダンの本だ。
そんで、もって、
なんか、恥じっこの方。。。
よごすなってーーーー
貸した本だと何だか
残念な気持ちになっちゃうじゃんかよー
この隼人。
文章のセンスが中々ありで、
これ以上文句が言えないあたり、
ここここ、、、、拳を握れましたね。
後ろの暗闇から不意打ちでもしてやろうかと。。。
五つ、パニクってフリーズする時、拳が握れた。
たった、一ヶ月間とは言え、
僕も本気でコミットしてきたので、
大切な部分の仕事も任せていく事にしました。
まぁ、無理も無いのですが、
初めての作業が連発したり、
「なんで、オレ、できねーんだよ。」
とか、
「みんなに、ついていけねー!」
とか、考えだすと、
思考や手が止まります。
そんな時は、
拳を握って、
頭を軽く小突きたくなりましたね。
おちつけって。
お前、落ち着けばできんだろ。
そう思いましたね。
まぁ、最後の拳は、
僕の優しさという事で、
平和に事をおさめていこうということです。
なんというか、
高井ちゃんはいい男だということが、
そういう事が伝われば、
まぁ、いいのかなと思います。
えーーーーっ!
というリアクションを期待しています。
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高井チャイニーズ!
(中)ダンイーシャ
(日)ちょっと、まっとぉせ
レストランで注文を悩んでいる時など、
ダンイーシャって言ってください。
少したったら、また来てくれます。
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